Passage日本では春が近づくと天気予報で桜の開花予想を紹介します。「いつ咲くか」を知るのは、日本人にとってとても重要なことです。どうしてかと言うと、桜は咲いてから1週間から10日ほどで散ってしまうからです。この短いチャンスを逃さないために、みんなよく開花予想をチェックするんです。この開花予想を見て、お花見を計画したり、「もうすぐ春が来るな」と感じたりします。
Passageところで、みなさんは「桜」というと、どんな花をイメージしますか。 実は桜にはたくさんの種類があります。私たちがニュースで見る「開花予想」の桜は、「ソメイヨシノ」という種類の桜です。日本の桜の約80%がこのソメイヨシノだと言われています。 ソメイヨシノは、色が薄いピンクで、花が散る時がとても美しいです。風が吹くと、花びらが雪のように降ってきます。これを「桜吹雪さくらふぶき」と言います。とても綺麗ですよ。
Passage今ではお花見といえば桜ですが、実は昔は違いました。奈良時代、今から約1300年前の貴族たちが楽しんでいたのは、桜ではなく「梅」だったんです。貴族というは、身分の高い人たちのことです。当時は中国から伝わったばかりの梅が、とてもおしゃれで珍しい花でした。でも、平安時代、約1200年前になると、貴族は桜に注目するようになったそうです。そして、江戸時代になると、将軍が「みんなで桜を楽しもう」と町中に桜を植えさせました。そこから、今の私たちと同じように、みんなでお弁当を食べたり、お酒を飲んだり、花見をするようになったと言われています。